沖縄市中央新築工事
2024年05月14日(火)
完成しました!
ついに沖縄市中央新築工事が完成しました! 写真では解らないこの建物の特徴についてご紹介します。
まず外壁塗装で勝連南風原建売物件でも触れましたが・・・
外壁の塗料グレードは アクリル・ウレタン・シリコン・フッ素・光触媒 とランクが上がるにつれて金額も耐久性も上がって行きます。
一般的に金額を安く抑える為アクリルが多く、海沿いは塩害対策としてウレタンが多くなっていますが、台風後の水洗いを怠ると数年で白化します。 素手で壁を触ると手が白くなるアレです。
この物件は平屋の様にすぐ手が届かない3階建てなので溶剤2液シリコン塗装を採用することで長期に渡って建物の品質を守る事が出来ます。
2液溶剤シリコン塗料は1液水性シリコン塗料に比べて耐候性が非常に高く汚れが付着しにくい特徴が有り、耐用年数はアクリルの5年~8年に対して、シリコンは10年から15年も有ります。
さらに 空気に接する蒸発で乾燥する1液塗料に対して、主剤と硬化剤で反応硬化する2液は耐候性や耐熱性が格段に上がります。そして金額も上がります(*´▽`*)
原色の白がシリコンの光沢で眩しいくらいキラキラしてとても綺麗ですね!
そしてポイントで使用した杉板の化粧コンクリートとベランダ手摺のスモークガラスが相まって重厚感と高級感を引き出していてとてもスタイリッシュですね!
外観
隣地境界の目隠し用に造った杉板化粧擁壁と南国リゾート感溢れるシンボルツリーのフェニックスが良いアクセントになってますね!
この物件にはセコムのセキュリティーシステムを採用しました。車庫の左右と玄関に設置した計3台の防犯カメラ(写真 左)で常時周囲を監視していて、不在時に窓センサー等に異常が有れば警報・通報し警備員が出動します。
人感センサーで動体を感知するとメインシステムの自動録画が開始され、室内のモニターに映像が映し出されます。
夜間はセンサーライト(写真 中)も作動するので、もうこの建物に死角はありません!
さらに、玄関アプローチと裏通路の門扉(写真 右)の高さは170㎝と高く、ここまでヤレば防犯対策は万全です!(*´▽`*)アンシンダネ
次に内装についてご紹介します。
外装と同じく内装も白と黒を基調としたコントラストにこだわりました。
照明や住宅設備機器もモノトーンに揃える事で統一感と高級感を引き出し、単調にならない様に様々な演出やこだわりを詰め込みました。
左の写真はキッチンからリビングを見た視点です。床が隠れているので右の写真でカウンターから同様にリビングを見ています。
キッチンはTOTOのザ・クラッソで天板はクリスタルカウンターです。クリスタルの透き通った鮮やかなグラデーションがとても綺麗で本体の機能性や耐久性も高く、お手入れも簡単でおススメのシステムキッチンです!
キッチンカウンターからリビング奥の壁まで約7mもあって、大きなカウチソファや6人掛けの長いダイニングテーブルを置いてもまだまだ全然余裕の広さです!
内装
奥の天井に見える間接照明はオーデリック製 調光フルカラーの照明です。
落ち着いた深い青の空間で映画を観たり、自然で鮮やかな緑の光の中 ヨガでリフレッシュ等々、日々のあらゆるシーンに合わせた自分だけの贅沢な空間演出が可能です。
住宅建築を検討中の方には間接照明で絶対おススメしたい設備の1つです! 現在住んでいる住宅にも設置できるのでお気軽にお問合せ下さい(*´▽`*)
階段(写真 上左)は1階から3階まで連続のスケルトンを採用し、狭く感じがちな階段も吹抜けの様な解放感いっぱいの大空間になりました。
2階、3階にあるトイレ(写真 上中)はTOTOが世界に誇るネオレストとレストルームドレッサープレミアムシリーズです。
1坪と広々とした設計で、ピンポイントのダウンライトとドレッサー下の間接照明で落ち着きのある空間にして、アクセントクロスでメリハリを付ける事で洗練されたイメージに仕上げました。
洗面ユニットはTOTOのエスクアで2階(写真 上右)は大容量のキャビネットで、3階(写真 下左)はシャワー室横に設置しキッチンと同じ高級感のあるクリスタルカウンターを採用しました。
2階にメインのシステムバスルーム、3階にシャワー室(写真 下中)があって家族それぞれの生活スタイルに合わせて使い分けれるのも良いですね!
そして2階のシステムバス(写真 下左)はTOTOの シンラHKシリーズDタイプでとてもハイグレードな仕様となってます。 下の写真の様に、ファーストクラス浴槽は枕付きで滑らかな曲線が身体を包み込み、浴槽の背もたれには首から肩を包み込む〃楽湯〃と言う名の優しい打たせ湯、照明は調光調色システムで気分に合わせて自分だけの空間を作り出す事で心身ともにリフレッシュ&リラックス!一日の疲れを優しく癒します。
採用される際は、リラックスし過ぎて溺れない様に気を付けて下さい(*´▽`*)
いかがでしたか? 建物の仕様がハイグレードな物件でしたが、安価で綺麗に演出するテクニックもたくさん使ってます。
まだまだ紹介したい事が沢山有りますが、これからのブログで少しずつ紹介していきます!
今回ご紹介した内容で この部分を取り入れたい!とか ここもっと知りたい!とか 気になる点が有りましたら何でも聞いて下さい! ご連絡お待ちしております。
弊社では御予算に合わせたプランを無料で作成しておりますのでお気軽にお問合せ下さい!
屋上の防水工事と外壁塗装工事について
屋上の防水工事と外壁の塗装工事に着手する段階で、それぞれ施工前に含水率検査を実施する必要があります。
建築確認や行政の検査に該当しない為、実施しない業者も居ますが大切な事なので少し解説します。
含水率(がんすいりつ)とは物質に含まれる水分の割合を示したもので%で表示します。
写真では屋上の防水工事着手の当日にコンクリートの含水率検査を実施しています。
防水が施工可能な含水率は10%以下、メーカー推奨は8%以下で、測定値が2.6%なので検査合格です。
晴れが続くタイミングで検査して、検査当日に下地処理(左)をして当日に防水(右)します。
次に塗装工事ですが、含水率検査とPh検査(ペーハーけんさ)も実施します。
Ph値は1から14まであって7を中性とし7以下が酸性、7以上がアルカリ性となります。
今回は理科の実験で使った皆さんご存じのリトマス試験紙を使用して塗装下地のPhを測定します。
一般的に塗装下地の施工可能な数値は、Ph9以下かつ含水率8%以下となりますが、塗装には基準値以内で適度なアルカリ性と水分量が必要です。
検査結果はPh7.5~8.5、含水率4.8%で合格です。
新築時のコンクリートやモルタル外壁は基準値以内のアルカリ性を長く維持する事で鉄筋の腐食を防ぎ、カビやコケ等の繁殖を防ぐ事が出来ます。
すべての工程は着手から竣工まで順番に建設的に繋がっています。 前工程の品質が高いと後工程の施工性と品質は確実に上がるので、結果 建物全体の品質が上がります。
適正に検査して数値を管理する事で品質を確保し、塗装や防水の寿命が延びる事で、紫外線や酸性雨による中性化から躯体をしっかり守った結果、建物全体の寿命がグンと延びます。本当に全然違います!
今回は含水率とPh値の解説でした。住宅の建築を検討されている方は是非参考にして下さい!
躯体工事 完了
沖縄市中央住宅新築工事
屋上のコンクリート打設が完了して躯体工事が完了しました!
気温が高く直射日光が当たる時は散水して、コンクリートが乾燥しない様にします。
そうする事で急激な水分の蒸発を防ぎ、乾燥収縮によるコンクリートのひび割れや硬化不良を防ぐ事ができます。これを怠ると致命的な亀裂が生じて雨漏りの原因にもなる為、たっぷり水を掛けます。そしてコンクリートの強度もグングン伸びていきます!
基礎工事 完了
沖縄市中央新築工事
コマ基礎の鉄筋をコンクリートに埋めて一体化させた後に建物の基礎を造ります。
これで基礎工事が完了しました!
地盤改良工事 (コマ基礎)
沖縄市中央住宅新築工事
ボーリング調査と表面波探査の結果、建物を支える硬い地盤(支持層)が平均で約17mと深い事から、コマ基礎を採用しました。 このあまり聞いた事の無い コマ基礎 と言う珍しい工法は、写真の様にコマが連続する様な複雑な形をした既製品を並べて、地盤面に対する接地面の表面積を増やしてより大きな摩擦を起こし、より大きな面で建物を支えて建物の重量を均等に広く分散させると言う工法です。 鋼管杭や柱状改良に比べて安価で工期も短く、平板載荷試験の結果で強固な地盤である事も証明できたので安心ですね!
地盤でお困りの方にはとても良い参考になると思いますので弊社までお気軽にお問い合わせください!
沖縄市中央に3階建て住宅の建築が始まりました!
敷地面積 約39坪に建築面積 約19坪、延べ床面積は約53坪のガレージ付きの住宅です。
似た条件の土地をお持ちの方は参考になると思うので是非、完成まで御覧下さい!